スタッフマスタ
◼️概要
所属情報や役職・雇用形態などスタッフ情報を管理することができます。
スタッフの個人データや本システムのアクセス権限、雇用に関する情報、人件費などの様々なデータに利用します。
◼️配置
メニューバー勤怠>スタッフマスタ
◼️新規スタッフ(アルバイト)登録方法
※打刻に必要な最低限の設定のみで登録する場合
※記入可能な項目があれば、事前登録を推奨します。
操作手順
1-1 新規スタッフ登録をクリックする
1-2 必須項目である姓名、スタッフコード、入社日を入力する
※FLAROにログイン可能なアカウントを作成する際は、メールアドレスも登録する。
1-3 所属情報の入力へをクリックする
1-4 自身が所属している店舗を選択する
1-5 権限設定の入力へをクリックする
1-6 閲覧範囲が「所属組織」、機能権限が「従業員」であることを確認する
※運用によっては、必要に応じて別の選択肢を設定することも可能です。
1-7 雇用設定を入力へをクリックする
1-8 雇用形態が「アルバイト」であることを確認する
※運用によっては、必要に応じて別の選択肢を設定することも可能です。
1-9 人件費情報の入力へ
1-10 「時給」を選択して時給額を入力し、「日額」を選択して交通費を入力します。
※運用によっては、必要に応じて別の選択肢を設定することも可能です。
1-11 登録をクリックする
1-12 登録をクリックする
ーーー
1-1
1-2~3
1-4~5
1-6~7
1-8~9
1-10~11
1-12
◼️新規スタッフ(社員)登録方法
※打刻に必要な最低限の設定のみで登録する場合
※記入可能な項目があれば、事前登録を推奨します。
操作手順
2-1 新規スタッフ登録をクリックする
2-2 必須項目である姓名、スタッフコード、入社日を入力する
※FLAROにログイン可能なアカウントを作成する際は、メールアドレスも登録する。
2-3 所属情報の入力へをクリックする
2-4 自身が所属している店舗を選択する
※勤怠修正申請の承認をする場合は、マネージャー権限を付与する
2-5 権限設定の入力へをクリックする
2-6 閲覧範囲が「所属組織」、機能権限が「店舗管理者」であることを確認する
※運用によっては、必要に応じて別の選択肢を設定することも可能です。
2-7 雇用設定を入力へをクリックする
2-8 雇用形態が「社員」であることを確認する
※運用によっては、必要に応じて別の選択肢を設定することも可能です。
2-9 人件費情報の入力へ
2-10 「月額」を選択して月給額を入力し、「月額」を選択して月額交通費を入力します。
※運用によっては、必要に応じて別の選択肢を設定することも可能です。
2-11 登録をクリックする
2-12 登録をクリックする
ーーー
2-1
2-2~3
2-4~5
2-6~7
2-8~9
2-10~11
2-12
◼️機能詳細説明
1
店舗の表示を「開店」「開店予定」「閉店」のステータスで絞り込みが可能です。
2
スタッフ一覧を表示する店舗を指定できます。
「全店舗」または特定の1店舗を選択して表示することが可能です。
3
「役職マスタ」で作成された役職がスタッフマスタに紐づいている場合、
スタッフを役職ごとに絞り込んで表示することができます。
4
「雇用形態マスタ」で作成された雇用形態がスタッフマスタに紐づいている場合、
スタッフを雇用形態ごとに絞り込んで表示することができます。
5
スタッフの状態には、「在職」「退職」「退職予定」「入社前」の4つがあります。
一度でも打刻があるスタッフは削除できず、必ずいずれかの状態でデータが残る仕組みです。初期設定では、「在職」「退職予定」「入社前」にチェックが入っており、
「退職」にもチェックを入れることで、退職済みのスタッフも表示されます。
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スタッフ名をクリックすることで、アカウントに登録されている情報を修正できます。
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CSVをインポートすることで、大量のスタッフ情報を一括で更新できます。
データの一括編集や登録の際にご活用いただけます。
※注意事項
インポートでは「スタッフコード」が基準となります。
そのため、スタッフコードのみを変更してインポートすると、別のスタッフとして新規登録されてしまいます。
スタッフコードを変更したい場合は、FLARO画面上から1人ずつ修正をお願いします。
▼例:
スタッフコード「001」のスタッフXを、「999」に変更したい場合
・CSV上で 001 → 999 に修正してインポートすると、
→ 既存の「001 スタッフX」は残ったまま、
→ 「999 スタッフX」が新たに作成されてしまいます。
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登録されているアカウント情報は、CSV形式でダウンロードすることができます。
ダウンロードできる情報は以下の通りです。
-
スタッフ情報のダウンロード
メールアドレスや所属店舗など、各スタッフの基本情報が記載されています。 -
人件費情報のダウンロード
スタッフごとの人件費に関する情報が記載されています。 -
マネージャー権限のダウンロード
マネージャー権限が付与されているアカウントの一覧が記載されています。
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新規スタッフ作成を行うことができます。
詳細は以下に記載しています。
◼️スタッフ作成画面詳細
スタッフ情報
- 姓名
登録された名前がアカウント名になります。
「勤怠出力レイアウト」では姓・名を分けて出力できるため
それぞれの登録を推奨します。 - セイメイ
登録しておくことで検索時にヒットしやすくなります。 - スタッフコード
CSVインポートで登録を行う場合、スタッフコードが基準となります。
そのため、スタッフコードを変更する際は、インポートでは行わず、必ず手入力で修正してください。
インポートを実行してしまうと、別のスタッフコードで新たなアカウントが作成されてしまいます。例)スタッフコード「100」のアカウント情報を更新したい場合に、「200」のスタッフコードでインポートを行うと、スタッフコード「100」のアカウントが更新されるのではなく、新たにスタッフコード「200」のアカウントが作成されてしまいます。
- 入社日
入社日より後に開店日が登録されている店舗は所属店舗の候補として選択できません。
入社日が、所属店舗の開店日より前の日付になっていることをご確認ください。 - 試用期間
残りの試用期間を確認する機能はありません。
この「試用期間」の項目は、「労務規約項目マスタ」の「休暇」を登録する際に
試用期間中に有給休暇を使用できるかどうかを設定するために利用されます。 - 有給起算日
「労務規約項目マスタ」の「有給」設定において、付与開始日を定める際に利用されます。
例)2025年7月1日入社の場合
・6か月後に付与する設定であれば、初回の有給付与日は 2026年1月1日 となります。
・入社初日から付与する設定であれば、初回付与日は 2025年7月1日 となります。 - 退職日
一度でも打刻実績があるスタッフは削除できません。
退職日を入力することで「退職者」となり、スタッフマスタ一覧には表示されなく
なります。
データ自体は削除されずに残っているため、スタッフマスタで「退職者を表示」に設定することで確認が可能です。退職者を再び在籍者として扱う場合は、登録されている退職日を削除してください。 - メールアドレス
ログイン時に使用するIDとなります。
アルバイトの方など、FLAROで打刻のみを行う場合は、ログインの必要はありません。FLARO上でデータを確認する場合には、ログインが必須となります。 - 郵便番号
スタッフ情報の管理に使用されます。 - 住所1
スタッフ情報の管理に使用されます。 - 住所2
スタッフ情報の管理に使用されます。 - 電話番号
スタッフ情報の管理に使用されます。 - 性別
スタッフ情報の管理に使用されます。 - 生年月日
18歳未満のスタッフに深夜勤務(22時〜5時)がある場合、「勤務データ確認」および「勤怠エラーリスト」にアラートが表示されます。 - 国籍
初期設定では「日本」で設定されています。
外国人スタッフを採用する場合は、「日本以外」を選択することを推奨しています。
「日本以外」を選択した場合、以下項目の管理が可能です。
・パスポート番号
スタッフ情報の管理に使用されます。
・パスポート有効期限
スタッフ情報の管理に使用されます。
・在留カード番号
スタッフ情報の管理に使用されます。
・在留カード 証明書有効期限
スタッフ情報の管理に使用されます。
・登録証有効期限
スタッフ情報の管理に使用されます。
・労働時間上限チェック(週28時間)
週の労働時間が28時間を過ぎた際に
「勤務データ確認」「勤怠エラーリスト」にアラートが表示されます。 - 打刻ID
「タイムレコーダー」で、登録されたIDを入力することで打刻が可能になります。 - 就業可能業務
「労務規約項目マスタ」で業務を登録しておくと、
「マイシフト」でシフト提出時に勤務予定業務を選択できるようになります。
また、「勤務スケジュールV2」で業務別にスタッフを絞り込む際にも使用されます。
所属設定
- 異動日
店舗に配属された日を示します。
初回登録時、この項目は入社日と連動して自動的に反映されるため
手動での入力は不要です。
所属店舗に異動がある場合は、「異動日」を更新する必要があります。
異動を登録するたびに異動履歴が追加され、各履歴の期間に応じて所属店舗が判定されます。
上記の場合、2025/05/01〜2025/07/31までは「モデル店舗①」の所属で
2025/08/01以降は「株式会社flaro」の所属となります。 - 組織
アカウントが所属している店舗となります。 - 役職
「役職マスタ」で作成した役職を、アカウントに紐付けることができます。
スタッフマスタのアカウント一覧画面では、役職ごとに絞り込み表示を行うことが可能です。 - マネージャー
選択した店舗に対して、マネージャー権限を付与することができます。
マネージャーは、店舗の勤怠修正申請を承認することが可能です。
アカウントに対して複数の店舗のマネージャー権限を付与することもできます。
※エリアマネージャーなど、複数店舗を管轄する役職の場合に活用できます。
権限設定
- 閲覧範囲
アカウントが閲覧できる店舗の範囲を設定できます。
所属店舗:「所属設定」で登録された店舗の情報のみ閲覧可能です。
全組織:店舗マスタに登録されているすべての店舗を閲覧することが可能です。
所属店舗とカテゴリ:
兼務店舗を登録することで、登録されたすべての店舗の閲覧が可能になります。エリアマネージャーなど、複数の店舗を管轄する役職において有効にご活用いただけます。
「店舗カテゴリ設定」で作成されたカテゴリが店舗に紐づいている場合、カテゴリを条件に店舗を選択することが可能です。
複数のカテゴリを活用することで、目的の店舗を効率的に絞り込むことができ、非常に便利です。
※複数のカテゴリを選択した場合、すべての条件に一致する店舗のみが絞り込みの対象となります。
例)エリアカテゴリ:「東京」「大阪」「九州」
業態カテゴリ:「居酒屋」「カフェ」「レストラン」
上記のカテゴリ設定がある状態で、「東京」と「居酒屋」の両方を選択した場合、
「東京」かつ「居酒屋」の両方が登録されている店舗のみが閲覧可能になります。
どちらか一方のみが該当している店舗(例:「東京」だが「カフェ」の店舗など)は、閲覧対象外となります。 - 機能権限
アカウントに付与する権限を設定できます。
権限ごとに利用可能な機能の範囲が異なります。
「権限マスタ」にて、任意の名称・機能範囲で新たな権限を作成することも可能です。
初期設定では、以下の6つの権限が用意されています。
・システム管理者
・本部管理者
・本部一般
・店舗管理者
・店舗一般
・従業員
権限設定
- 適用開始月
店舗に配属された日を示します。
入社日と連動して自動的に反映されるため、手動での入力は不要です。 - 雇用形態
アカウントに付与する雇用形態を設定できます。
雇用形態によって、残業の発生条件や勤怠の丸めなど労働条件が異なります。
「雇用形態マスタ」にて、任意の名称・勤怠条件で新たな雇用形態を作成することも可能です。
初期設定では、以下の2つの雇用形態が用意されています。
・社員
・アルバイト
権限設定
- 給与適用日
店舗に配属された日を示します。
初回登録時、この項目は入社日と連動して自動的に反映されるため、手動での入力は不要です。
時給など給与の変更がある場合は、「給与適用日」を更新する必要があります。
給与を変更するたび変更履歴が追加され、各履歴の期間に応じた給与が適用されます。
上記の場合、2025/07/01〜2025/07/31までは、時給1,000円で人件費が計算され
2025/08/01以降は時給1,500円で人件費が計算されます。 - 給与体系
人件費の区分を設定します。
時給:1日の人件費は、「労働時間 × 時給」によって自動で計算されます。
月給:1日の人件費は、「月給 / 平日出勤日数」によって自動で計算されます。
【計算方法】
⬛️所定労働日数で日割
◯所定労働日数の設定あり
月給 / 対象月の所定労働日数
※所定労働日数は「労務規約項目マスタ」にて設定
◯所定労働日数の設定なし
月給 /(対象月の日数 - 8)
※端数切り上げ、端数による差額は月初で調整
※平日出勤日数が所定労働日数より多い場合、月給 / 平日出勤日数となる
(月給を超えないよう、金額をならすイメージ)
例)月給300,000円で、所定労働日数が20日で設定されていた場合
19日出勤した人件費→1日分:15,000円 月額:285,000円 ※1日分減額
20日出勤した人件費→1日分:15,000円 月額:300,000円
21日出勤した人件費→1日分:14,285円 月額:300,000円
⬛️残業・深夜の時間単価
◯スタッフマスタ > 人件費情報「基礎賃金」の設定あり
基礎賃金を時間単価とする
例)月給300,000円で、基礎賃金が1,000円で設定があり
残業時間10時間、そのうちの5時間が深夜の勤怠の場合
基本給:300,000円
残業代:10,000円
深夜加算額:1,250円
計:311,250円
◯スタッフマスタ > 人件費情報「基礎賃金」の設定なし
・所定労働日数の設定あり
月給 /(1年間の所定労働日数 * 8 / 12)
・所定労働日数の設定なし
月給 / 180
※端数切り上げ
例)月給300,000円で、1年間の所定労働日数が240日で設定があり
残業時間10時間、そのうちの5時間が深夜の勤怠の場合
基礎時給は1,875円となる
基本給:300,000円
残業代:18,750円
深夜加算額:2,345円
計:321,095円
日給:1日の人件費は、労働時間問わず「日給」で計算されます。 - 交通費区分
人件費の区分を設定します。
日額:「出勤日数 × 日額交通費」が月の人件費に加算されます。
1日の賃金が8,000円の場合、300円の交通費が加算され
1日の人件費として合計8,300円が計上されます。
月額:「月額交通費 / 出勤日数」が月の人件費に加算されます。
所定労働日数20日で月給300,000円のスタッフは1日の賃金が15,000円となり
500円の交通費が加算され、1日の人件費として合計15,500円が計上されます。 - 支援組織設定
ヘルプ勤務を行った場合、支援交通費はヘルプ先の店舗に人件費として計上されます。
契約シフト(シフトパターン)設定
- 設定曜日
シフトパターンを適用させる曜日を指定できます。 - シフトパターン
「シフトパターンマスタ」で作成したシフトを選択できます。
契約シフトを設定すると、シフトを提出しなくても自動で希望シフトが反映されるようになります。 - シフトパターンコード
シフトパターンを選択することで自動で反映されます。 - 短縮名
シフトパターンを選択することで自動で反映されます。 - 勤務時間
シフトパターンを選択することで自動で反映されます。